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『ガン』と生きる
ガンが見つかってから今日までの記録です
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身体障害者
身体障害者になってから、この8月でもうすぐ2年になる。
社会は障害者にやさしい。
市は地下鉄とバスの無料パスをくれるし、鉄道や飛行機も運賃を割り引いてくれる。icon_su11s.gif
ETCも半額で通行でき、大変ありがたく利用させて頂いている。
どうしてこんなにやさしくしてくれるのだろう?
障害者は社会で働くのは難しく、生活が大変だろうから助けてやろうと言う考え?
だが私の勤める会社は大企業であり、60歳定年後も雇用延長で、喋れない障害者の私を働かせてくれている。得意のパソコンでEXCELやPowerPointを駆使し、分析資料を作成するのが仕事であるが、そう言う知識を身に付けて来た事が役立っていると思っていた。
だがそれは単に私が恵まれているだけで、今の世の中、トヨタショックでも分かるように働きたくても働けない人が一杯いる。

ある時、地下鉄でこんな光景に出会った。
優先席に若いカップルが座っていたのだが、乗ってきた男性がやおら障害者手帳を出し、カップルに席を譲れと言っている。
もちろんカップルは席を譲ったが、私はそれを見ていて幾つかの自問をした。
見知らぬ人に堂々と、自分は障害者であると言える勇気は私にあるだろうか?
障害者手帳を利用して、自分の権利のように振舞うのは正当なことなのだろうか?
老人なら見過ごせたのに、障害者だから心に引っ掛かったのはなぜだろう?

自分にはガン患者という認識はあるが、障害者という感覚は余りない。
ほんの少しの喉の痛みや体調の変化に、ガンの再発ではないかと怯える日々を送っているが、障害のために生きるのに必死になっていると言う事が少ない。
だが実情は、放射線の影響で唾液が出ず、水分なしでは食事が出来ない。image4424.gif
リンパ節や甲状腺を切除した為ひどい寒がりになり、冬は辛く肩も凝る。
右の肺も半分しかない為、急な動きをするとすぐ息が切れる。などなど・・・
でももうこれらは直らないし、毎日をビクビクして生きても仕方ない。

毎週発声教室へ通って食道発声を習っているが、同じ喉頭摘出手術を受けた者であっても、誰一人として全く同じ範囲の手術、全く同じ体へのダメージを受けた人はいないと言う。
皆それぞれ違うのだ。
だがこの教室に来る人達みんなが、人には言えぬ努力の結果、普通の生活を送れるようになられたのであろう。
自分もこれからの人生を普通に過ごして行きたいと思っている。
障害者は社会から恩恵を受けているが、社会に対して何かを返すのは難しい。
その意味からも、教室で発声を教えて頂く先生方には頭が下がる。
何も出来ない私は、だから普通に生活し、出来るだけ社会に迷惑をかけないようにしたいと思っている。
自分に優し過ぎず、だからと言って頑張り過ぎずに過ごしたい。
障害を自分の権利のように思わない事が大事ではなかろうか。
その為にも、1日でも早く喋れるようになりたいのであるが、これがなかなか・・・・

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